2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
前回、善因善果やルカ福音書の話で一つの霊魂はさまざまな種類の多くの霊から成り立っていて、最後の裁きの「救いか、地獄か」は名前で示されるような個人個人のことではなく、人生のその時々の霊が救われるかどうかの意味だと言いました。 この一つの霊魂は…
ルカ福音書にキリストの十字架の時一緒に処刑された対照的な二人の犯罪人の話があります。 *** 十字架にかけられていた犯罪人の一人が、イエスをののしった。「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」するともう一人の方がたしなめた。…
私が神の存在を信じるようになったのは仏教の大乗経典を読むようになってからです。四十代半ばを過ぎていました。それまでは全くの無神論者でしたし、あの世というものも存在しないと考えていました。 普通の無神論者と同じように、人間はどうしても死の問題…
法華経の常不軽菩薩品に次のようなところがあります。 *** 正法滅してのち像法の中において、増上慢の比丘大勢力あり。その時に一人の菩薩比丘あり、常不軽と名ずく。得大勢、何の因縁を以てか常不軽と名ずくる。この比丘凡そ見る所ある若しは比丘・比丘…