kosame21のブログ 人生の目的

なぜ生まれなぜ死んでいくのかは決して永遠の謎ではありません。仏教はそれを説明しています。その具体的な説明を第一回「人生の目的」(2021.9.07)から第四十三回「新しい時代に向けて」までに書きました。どうぞ読んでみてください。

月の起源仮説

 

「月はどのようにしてできたのか?」にはいろいろな説があるようです。あるサイトの説明を次に紹介してみます。

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1 捕獲説

月は地球とは全く別のところで誕生し、その後地球に捉えられたという考え方です。地球と月との違いは説明できますが、理論的には、宇宙をさまよっている天体を地球が捉えるということは極めて難しく、有り得ないと言ってもいいことです。

2 分裂説

月は地球から飛び出してできたという説です。確かに月の物質は、地球内部のマントルの物質と比較的似ています。しかし、固い地球から月が分裂するためには、地球の自転速度が相当に速くなくてはなりません。

3 双子集積説

月は地球の周りで地球とは独立に作られたという考え方です。月と地球が似たような物質からできている点をはじめとして、月と地球の特徴をよく説明できます。しかし、この説では月の運動の特徴(月と地球の角運動量)を説明することができません。

4 巨大衝突説

誕生してまもなくの原始地球に火星くらいの大きさの巨大な天体が衝突しその衝撃で飛び散った原始地球と衝突天体、両者のマントル物質が軌道上で集積して月を形成したとする説です。この巨大衝突説はこれまで考えられてきた捕獲説、分裂説、双子集積説のちょうど間を取ったような形になっています。これまでのところ、月に関する事実をうまく説明できるため、現在ではこの説が最も有力とされています。

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私も一つの仮説を持っております。物理学の専門家ではありませんので全くの素人考えですが、宗教的な意味を含めて思いついた面が強いです。私の宗教は大乗仏教で、この天地の主宰者の永遠のブッダを信じています。

大乗仏教は唯心論なので本当は物質は存在しないという立場です。しかし永遠のブッダはわざわざ物質を有るように見せているので、有るとして物質的現象を追求して自然法則的な道理を推測しても構わないと思われます。

私の仮説は、月は地球とは全く別の天体からやってきて、大きさは今の月と同じぐらいで、その中には膨大な水(氷)が含まれており地球に接近したとき、その時の地球の何か(たとえば磁気とか熱)と永遠のブッダがあらかじめ月の内部に仕掛けてあった何かとが反応して(たとえば水素核融合とか物質と反物質対消滅)巨大なエネルギーが発生し、月の中の氷が短時間で高熱の水蒸気にまでなった。この水蒸気爆発により月の一部が破れ猛烈な水蒸気が地球に注がれる。ちょうどロケットの逆噴射の形になり、地球に対する相対速度がほぼゼロに達し、静かに地球に着陸してゆっくりと回転しながら地球を離れた、というのが私の仮説であります。

月の何かと地球の何かが反応したことは具体的に示せませんが、もしこのような事象があったとしたらいろいろな問題点の説明が可能ではないでしょうか。

捕捉されるのは無理でもいったん相対速度がゼロ近くになれば地球を公転することが可能です。原初状態の地球の上を回転すれば月の表面と地球のマントルが似ていることも当然です。月と地球の角運動量というのは私にはよくわかりませんが、ゆっくりと地球を離れて行けば今のお互いの関係も可能ではないでしょうか。

今の地球の海の平均の深さは数キロメートルでしょうから、直径が3千キロメートル以上ある月の内部に充分納まる量です。また月全体の密度は地球全体の密度より小さいようですが、これも内部にあったほとんどの水が今はなく、かなりの空洞の部分があるとなると全体の密度は小さくなります。

宗教的な意味を含めて、と言いましたが月と水との関係です。太陽も潮の満ち引きにいくらか影響しているようですが、何と言っても月が潮を支配しています。地球上のどの海辺でも月の位置がわかればその時の潮の状態がわかります。特に昔は太陽太陰暦だったのでその日の日にちと時間がわかればすぐに潮の状態を知ることができました。そのぐらい月と水は深い関係です。

肉体の多くの部分は漢字で書くと月偏です(胃腸、臓など)。ことばや文字を発明した昔の人は霊的にも大変鋭くて、月と肉体の関係をよく知っていたのだと思われます。生命の細胞活動にどうしても必要なものは液体の水ですよね。

「月の光に濡れて」という表現もあります。女性の方が月との関係が深いことを見ると、月や肉体は女神的な存在でその女神が基本的に霊的男子となって生まれてくるのが地上の生き物です(変成男子)。肉体の月偏は肉づきであるとよく言われますが私は空の月から来ていると考えます。肉という字も空の月と関係していると見ます。

このように月と水と細胞活動に深い関係があることから水は月によりもたらされたと考えると私の宗教観に非常に都合が良い、と想いついた仮説であります。

さらにまた誇大妄想的ですが、地球の何かと月の内部の何かが反応した原理を原初の地球の状態を研究することにより発見し、今最も必要とされているクリーンエネルギーを得る可能性はないか、とまで夢見る次第です。全くの的外れな仮説でしょうか。失礼しました。