kosame21のブログ 人生の目的

なぜ生まれなぜ死んでいくのかは決して永遠の謎ではありません。仏教はそれを説明しています。その具体的な説明を第一回「人生の目的」(2021.9.07)から第四十三回「新しい時代に向けて」までに書きました。どうぞ読んでみてください。

授かりもの

男女の合一により女性は相手の「破壊、暴力」という迷いの強い霊を救ってやりました。だからでしょうか、その果報として新しい命が創造され子供を授かります。

そして母乳やスキンシップで愛情の心を注ぎながら子育てを始めます。愛情の心に満ちている時(これは正しい信仰のすがたと言えます。信仰とは神の存在を信じるとか、他の何かを信じることだけではないと思います。)、その信仰の心により憎しみという霊や他を排斥する多くの迷いの霊が浄化されて真理になり、またたましいが豊かになって行くのです。

生命や心や宗教に関するどの本にも「他に対して愛情の心を持つことが大切だ。」と書かれていますが今言った理由があるからです。

子供を「授かる」と言いましたがこのことで私のある仮説を紹介してみます。

受胎の確率は一度の交わりでは一億分の一ぐらいです。最近環境ホルモンのせいで少なくなったと聞きますがそれでも数千万だそうです。卵子の方はたった一つですよ。不思議ではないですか。

精子が百ぐらいだったらまだわかります。また魚のように卵子も多く水の中での受精だったらわかります。この現象もやはり自然選択とか利己的遺伝子では不自然すぎるのではないでしょうか。

私はこの現象を神がその慈悲の心をを表現しているものと見ます。つまり無数にあるたましいの中からその両親が育てるのに一番適している子供を送るぞ、またその子供にとっても一番良い両親となるようなそういうたましいを送るぞ、という神の熱い想いを示しているのではないかと考えました。どちらも神からの心のこもったプレゼントです。

ですから「授かりもの」と言うのは正しい表現で、神の教えとしてお互いが出会うのです。もし親と子の両方がこれを信じられれば昨今の親子間の不幸な出来事も少なくなるのではないでしょうか。

それとたまに何らかの因縁で血のつながらない親子関係になる場合もあるでしょうが、それはそれでそういう縁であり、本当の親である神の意志が働いてそうなったと肯定していくのが良いと私は思います。